法律学習所の内実
中国の法執行機関は、信者や政治活動家に対する極秘尋問や教化の場として、ホテルや病院の一室または建物全体をよく使用している。Bitter Winterは甘粛省や陝西省にあるこれら施設に関し、より詳細な情報を入手した。
Archives for 12月 2018
新疆ウイグル自治区の中学校教師、オンラインチャットにより免職
ある中学校の教師が友人との会話の中で、地元政府のやり方にうんざりしていると述べ、中国共産党の政策に対する不満を漏らした。その結果、この教師は職を失い、学校の教職員は厳格な管理下に置かれることになった。
中国共産党が「くまのプーさん」を邪教として取り締まる
2013年、「くまのプーさん」は登場人物が習近平国家主席が似ていると言われたのを受け、中国共産党により禁止されており、その過激ぶりに一層の拍車がかかっている。
カトリック教徒、巡礼の地で教会を閉鎖され、屋外でミサを実施
19世紀に建設された、山西省洞児溝の教会と教区は近隣の信徒と巡礼者を多く引きつけてきた。しかし、今年7月、この教会は使用を禁じられたため、信徒は野外でミサを行っている。
大学の教職員が宗教の信仰を理由に解雇
中国共産党は、より「愛国的」にさせるため中国全土の大学で強硬的な手段を講じている。宗教を信仰している疑いが少しでもあると、教職員は追放される。
インターネット上の宗教用語が取締り対象になり、逮捕の要因になりうる
中国政府はインターネット情報を厳しく管理しており、「ハレルヤ」、「アーメン」、「神様に感謝する」、「イエス」といった宗教用語は、慎重を要するインターネット用語となっている。
日曜礼拝から引き離すため、無神論宣伝と文化イベントを実施
中国の一部地域の政府は、宗教活動に参加しようとする人々の意識を別のものに向けようと、礼拝所の近くでイベントを開催している。
「ハラール」のラベルを禁止したことで損失を被る企業
中国当局がイスラム教徒向けに作られた商品を全面的に禁止しているため、企業は直接的・間接的に大きな損失を被らされている。
迫害に屈さず信仰を続けるキリスト教徒たち
教会が次々に閉鎖・解体に追い込まれる中で、信者たちは外が暗くなるまで待つか、人目をはばかった場所で信仰を続けることを余儀なくされている。
中国での宗教／信教の自由：状況報告
中華人民共和国での信教の自由の状況を調査した結果、中国においては信教の自由が存在しないという結論に至った。宗教を根絶するための中国政権の取り組みは段階別に行われ、多様な戦略が用いられてきた。
焼却所建設に反対する湖北省の市民が弾圧を受ける（動画）
中国では中国共産党に反対する行動は、たとえ鎮全体の健康と幸福が関係していても、鎮圧の対象となる。今月の上旬、抗議する巴河の住民に対処するため2,000人近くの警官が派遣された。
地下教会の司祭：「中国のカトリックは危難に直面している」
中国の地下教会の聖職者の中には、バチカンと中国の合意が地下カトリック教徒の迫害を悪化させたと信じ、教会が生き残ることは期待できないと考えている者もいる。
