河南省にある政府公認のプロテスタント系教会が、学校に近すぎるとして、4月に閉鎖された。
4月30日、河南省永城市芒山鎮が、プロテスタント系の愛国的な三自愛国教会に加盟している教会を閉鎖した。なぜかって?学校に近すぎるからだ!
政府の職員は教会に突入し、イエス・キリストの肖像画を破り、十字架を取り外した。信者が職員にやめるよう懇願すると、職員は上層部の命令なので、閉鎖はやむをおえないと述べた。その結果、200名以上のキリスト教徒が集会を行う場所を失った。
教会が閉鎖される3週間ほど前、当局は警察官と現地の住民を教会に送り込み、赤い布で十字架を覆ったうえ、信仰の標語が書かれた紙をはがしていた。数日後には、政府の職員が訪れ、教会の入り口をレンガで塞いだ。しかし、それでも神父が教会で集会を続けていたため、当局は高圧的な態度を取り、教会の完全な閉鎖を命じたのだった。
江濤による報告