キリスト教の集会への参加を禁止されたアフリカ出身の留学生
中国共産党は、「海外勢力の宗教を介した侵入の阻止」を理由とした外国とのつながりを持つ教会の取り締まりを積極的に実施している。この政策は、中国で暮らす留学生の生活にも影響を及ぼしている。アフリカ出身の留学生は礼拝の場を持つことも、中国人の教会に参加することも禁止されている。その上、監視下に置かれ、極秘の捜査を受けている。
イマームを教化し、共産主義思想を広めさせる
モスクからドームや三日月と星のシンボルを撤去する一方、中国共産党はイマームに対する統制を強め、「思想変換」を加速させている。イマームは政治研修受講を頻繁に要求され、研修中に習ったことをモスクで話し、会衆の間に広める必要があります。ある政府職員が「全民族が共産党に従わなければならない。従わない民族は滅ぼされる。」と言った。
中国の外国宗教団体に反する施策を強化
中国各地から届いた新たな証言で、外国の宗教団体を弾圧する全国規模の作戦がどれだけ広がっているかが明らかになった。膨大な数の外国の宗教団体と結びつきを持つ教会が全国津々浦々で弾圧を受けた。信者たちは逮捕、拘束され、投獄された人までいた。
河南省で反全能神教会のプロパガンダが急増 300人以上の信者が逮捕される
2019年1月以降、中国で最も迫害を受けている新興宗教団体である全能神教会に対する弾圧キャンペーンは全国に拡大し続け、ますます激しさを増している。当局はそのさらなる強化のため、世論を惑わすプロパガンダを用い、密告者に報酬を与え、信者の追跡と逮捕に資するあらゆる施策を行っている。その結果、河南省では300人を超える信者が逮捕されている。
反宗教運動の犠牲になった子供たち
昨年以来、中国共産党は未成年の信仰の統制を強化している。全ての教育機関は生徒に対し宗教の信仰を明確に禁止し、様々な反宗教活動を推進している。学校は宗教を信仰している家族に関する情報提供さえも生徒に要求している。そして、中国共産党の校内の運動の負の結果が現れ始めている。子供たちは宗教を恐れ、キリスト教徒の家族から距離を取るようになったと数名の信者が報告している。
中国共産党は「パンと見世物」政策を利用して宗教を阻止
代々のローマ皇帝は、「パンと見世物」戦略を用い、食べ物から剣闘士試合、戦車競走までさまざまな娯楽を与えては民をなだめていた。今や中国共産党もその方法を取り入れ、信仰と引き換えに大衆に金銭的報酬や娯楽をばらまいている。地域当局は人気を集めるイベントの企画に力を注いでいる。人々に、信仰を否定し、唯一の神、共産党を崇めさせるためだ。
キリスト教系学校の存続をかけた奮闘
10年前、ある家庭教会が河南省鄭州市に子どもたちの宗教教育を行う学校を設立した。以来、迫害にさらされ続けている。
三自教会に参加しない非公認の教会への迫害（動画あり）
「違法な集会を執り行った」嫌疑をかけられ、3つのプロテスタント系家庭教会が閉鎖に追い込まれ、その資産は警察に押収された。
河南省の三自教会にさらなる打撃
河南省には信仰を持つ人々の数が極めて多く、教会に対して文化大革命スタイルの取り締まりが続いている。
政府職員が宗教信仰を理由に処罰される
中央当局の圧力が増す中、宗教とのつながりを一切絶つことを要求され、免職、降格させられた中国共産党員の話をよく聞くようになった。
病気療養中のキリスト教徒、執拗な脅しの末に死去
信仰を同じくする仲間に歌い、祈ってもらっただけの河南省のキリスト教徒に対し当局は嫌がらせを始め、死に至らしめた。
薬の未処方により、全能神教会の信者が身体に障害を負う
服役中の全能神教会の信者、高血圧薬を処方されず、症状を悪化させた。
