合法的に所有する農家の土地を政府が強制的に収用
地方経済の発展を目指した政府の政策に従い、中国全域で、果物や野菜を栽培するビニールハウス、そして、家畜飼育のための施設に農家は資金を投じてきた。しかし、2019年に入ると政府は「耕作に適した土地に戻す」ことを理由に、強制的に農家のビニールハウスや家畜飼育施設を取り壊し始めた。農家は莫大な金銭的損失を被り、破産する者さえいた。
中国共産党中央政治局員の河南省への訪問により、閉鎖された宗教関連施設の跡が残る
上層部に宗教弾圧への熱意を示すため、滎陽市当局はキリスト教および民間信仰の礼拝所を多数閉鎖した。
河南省の大学でさらに広がる宗教禁止
宗教に関わる物品、図書館で禁書となった宗教関連書籍の捜索が学生寮に入り、教員は宗教的立場を調べ上げられている。
中国共産党との取引にもかかわらず、三自教会の閉鎖、解体が行われる
「政府の要求に従わないなら、教会を閉鎖する」。中国政府の役人は、政府の政策をすべて飲ませるためにこのように頻繁にキリスト教徒を脅している。三自教会はこのような譲歩と引き換えにささやかな存続の余地を求めている。しかし、むしろ宗教の迫害は増加した。
ずさんな宗教迫害への処罰
中国各地の当局で信仰をもつ者の管理が主要課題になっている中、その業務は厳しく監視、評価されている。
