香港との同盟を妨げるため、カトリックの良心による反対者の弾圧を強化
香港の民主主義を推進するデモによってカトリック教徒が愛国教会加入を拒む機運が高まるのを恐れ、中国共産党は規制措置を広めている。
家庭教会 神と共産党の差し替えを命じられる
キリスト教の拡大が中国共産党の支配を脅かすのを恐れ、江西省近辺の当局は私的な宗教関連施設に対する弾圧を強化している。嫌がらせを受けたのは、非公認の教会だけでなく、三自教会に対する迫害も続いている。
中国の宗教であるはずの道教の老子像、「宗教政策」に違反したとして隠される
江西省吉安市轄の安福県にある国家AAAA級指定の景勝地、羊獅幕の武功山には、福建省の有名な彫刻家、王荣海氏が製作したものとされる老子の顔が掘り込まれている。2018年2月に新宗教事務条例が施行されて以来、五つの公認宗教の1つである道教に対する弾圧も強まっており、同年10月、この老子の顔は隠されることになった。
教会堂が新時代の「文明実践」の場に転用される
中国本土の国営メディアは、2018年7月に習近平主席自らが指揮を執った会議で「『新時代の文明実践センター』の試験的構築計画に関する意見書」の検討、承認が行われたと報じている。今、中国共産党は礼拝の場を乗っ取り、新たなプロパガンダの拠点にしている。「習近平主席による中国の特色ある社会主義思想」を人々の脳に植え付けることが目的だ。
江西省 村民が祠堂の取り壊しを阻止できず
当局が民間信仰に対して争いを仕掛ける中、江西省南豊県のある村の住民たちは、1か月間、守り続けた祠堂ががれきと化すのを目のあたりにしている。
中国共産党の支配を拒絶した家庭教会が弾圧を受ける
8月6日、中国江西省の九江市にあるキリスト教家庭教会の集会所が現地の政府により閉鎖された。牧師は逮捕され、取り調べを受けた。同市の統戦部の職員と警察官は集会に参加する信者の人数、寄付金の置き場所、外国人との接触の有無を知りたがっていた。
中国: 全能神教会信者が重い懲役刑を言い渡される
昨年逮捕された江西省の信者10人が3年半から11年の懲役刑を言い渡された。彼らは信仰を実践しただけであり、何も間違いは犯していない。
中国の監視強化に息を詰まらせる市民
新疆ウイグル自治区の住民は、かなり以前から中国共産党の「デジタル圧政」の下で暮らしている。このような監視体制が、今では漢族も対象にして急速に中国各地に広まっており、国全体が巨大な牢獄になる日も近そうだ。一挙手一投足を見張る顔認識などのハイテク機器のために、普通の人々が牢獄の中で生活しているような息苦しさを感じ始めている。大規模監視は、反体制派、宗教団体メンバーなど政府のブラックリストに登録されている人々に特に弊害をもたらす。
子どもの精神をむしばむ中国共産党の思想教育
学校は生徒たちに共産主義思想を教え込む取り組みを強化している。6月11日、中国南東部、江西省九江市江西省九江市の教育局が幼稚園の教育課程に「紅い文化」講座の導入を義務付ける告知を出した。最終的な目標は、就学前の幼児（3歳から6歳）に「紅い精神」を教え始め、「紅い感情」を鼓舞して社会主義者の継承者を育成する基礎を築くことである。
中国共産党が信者に「共産党の管理下に入ることに合意しなければ、邪教に指定する」
中国共産党が2年以内に家庭教会を全廃する計画を進める中、国営の三自教会への加入を拒む礼拝所が不当に扱われるケースが増加している。江西省ではかなりの数の家庭教会の会場が閉鎖され、教会の資産は略奪された。また、信者や説教者は警察署に連行され、尋問を受けた。地元当局は、生活保護の打ち切りや解雇を持ち出して集会所の信者を脅し、信仰を捨てさせようとした。
地下カトリック教徒はますます国営教会加入を強いられる
当局は「不従順な」信者を国の管理下に押し込もうと、あらゆる障害を取り除いている。教会は閉鎖、会衆は脅迫され、監視されている。
取り壊しか売却か – 江西省から姿を消す政府公認の三自教会
政府が管理するプロテスタント系の教会が残酷な取り締まりに晒されている。その結果、閉鎖される教会が続出し、大勢の信者が礼拝の場を失っている。7月3日、中国南東部、江西省上饒市の政府は、強制的に三自教会を取り壊した。
