中国共産党員や職員が「習近平の思想」の暗記を強いられる
党の官僚は常に主席の語録を持ち歩いて学ぶことを求められている。暗唱できなければ処罰される場合もある。
芸術的価値の高い石仏を破壊
中国共産党は、屋外にある仏教の象徴をすべて解体するキャンペーンを続行している。宗教的なニュアンスを持つ芸術作品さえも例外ではない。5月下旬、中国河北省承徳市の僧冠峰景勝地には「世界仏教の光」として知られる崖に刻まれた仏教彫刻が「違法建築」だとして粉々に取り壊された。
「政治的に適切」でも弾圧される仏教寺院
河北省唐山市轄の銭営鎮に建つ拿馬寺は、2014年9月以来、中国の革命の殉死者を記念する行事を毎年行い、幅広いメディアの関心を集めてきた。過去5年間は『唐山晩報』や河北テレビ、その他の国営メディアで繰り返し取り上げられ、「党を支持し、国を愛する」模範例とみなされてきた。現在、この寺院も迫害や弾圧を受けているのだ。
カトリックの巡礼が中国共産党の厳しい管理下に置かれる
「ミサの前に国歌を斉唱することは屈辱ですが、他に選択肢はありません。反抗すれば中国共産党は私たちを逮捕し、投獄するでしょう」。露徳荘、磨子山、余山、牛峪十字山では、衝撃的な形をとって、国家を認めさせようとしている。本誌は目撃者から話を聞いた。
張家口教区の司祭45人が強制的に教化される 中国天主教愛国会への加入を強要
5月21日、中国北部河北省の張家口市政府が45人のカトリック地下教会の司祭を教化集会に呼び出した。政府公認の 中国天主教愛国会 への加入を強要するために企画された「思想転換クラス」だ。
宗教を迫害するためだけに行われる不当な大量逮捕
禁じられた宗教団体の一員でない人々も、宗教を持つ親類や規則性に欠ける出来事の結果として迫害を受ける場合がある。
「治安を維持」するファーウェイ（華為）のスマホ
特別に開発された新機器を使えば、法執行機関職員は顔認識やその他の生体認証データを用いた市民のデータベースにアクセスできる。
遼寧省における外国の宗教団体の取り締まり
全国規模のキャンペーンの一環として、中国のその種の団体をすべて解体し、絶対に活動を再開できないようにすることを目的に弾圧が行われている。
反抗的なカトリック教徒の死後も恐れる中国共産党
1992年の范学淹司教の死去以来、信者は人生をかけて宗教迫害に抵抗した人物に参拝できないようになっている。
チベット仏教弾圧の歴史の60年目は締め付けの強化で始まる
中国本土にチベット仏教が広まるのを止めるため、中国共産党は宗教活動や伝統文化の表現の管理を強化している。
海外渡航に対する制限が厳格化
中国の当局は市民のパスポートを押収し、「政治的にクリーン」で愛国心を持つ市民のみに国外への渡航を許可している。
殉教したカトリックの聖人像を撤去する河北省の当局
中国のカトリックは、キリストおよび教会に命を捧げた（中国）百二十聖人以上に、その発展を支えられてきた。現在、中国共産党はこの百二十聖人の像を組織的に教会から撤去している。
