高齢の信徒、信仰を堅持するのが困難に
当局が集会場所を多く取り締まる中、家庭教会は集会場所を頻繁に変えざるを得なくなっている。このため、高齢のキリスト教徒は大変な思いをしている。
実録
中国政府がキリスト教徒を襲撃した加害者をかばう
河南省桐柏県で三自教会の建物の所有権を奪おうとした男性に対し、政府は処罰するどころか擁護している。
広東省のキリスト教徒、迫害を受け、実刑判決
広東省中山市の全能神教会メンバーの1人は信仰が原因で、3年間で2度逮捕された。今年9月、彼女は6年の実刑判決を受けた。
寧夏の当局、呉家湾モスクを中国化
中国の当局は宗教弾圧キャンペーンを継続している。こうした中、礼拝の場所から宗教的シンボルが次々に取り除かれている。
長期嫌がらせの要因は海外への電話
信仰を持つ者の電話は当局から盗聴され、逮捕や長期にわたる嫌がらせの要因になりやすい。
創建1000年の寺院が高速道路建設のため取り壊される
政府が、九江市にある長い歴史を持つ高山寺を取り壊したため、寺院に暮らしていた僧侶たちは引っ越しを余儀なくされた。
湖北省の高齢のキリスト教徒、福音を伝え、逮捕
70歳の高齢の女性キリスト教徒が重大な罪を犯したとして、留置所に1年以上収監されている。
古代都市で仏寺の取り壊しが続く
習近平が主席になって以降、中国政府は宗教に代わり政治家を崇拝するように強要することで、文化大革命を再び行おうとしている。
市民による通報で二度も逮捕されたキリスト教徒
中国政府は「通報への報奨金」制度を敷き、市民による信仰をもつ者の監視と通報を奨励している。
政府、報復措置として集会拠点を取り壊す（動画）
河南省のある家庭教会の信徒が、教会の十字架の絵を政府職員が引き裂く動画をインターネット上に公開し、中国共産党政府の横暴を訴えた。その報復として政府は400人あまりを動員して、この集会場所を破壊した。これによって、政府は自らその横暴さを再び露呈させてしまった。
洛陽市、三自教会の教会堂が襲撃され、撤去される
11月22日午前、洛陽市にある三自教会（三自愛国教会）の教会堂である錫安堂を、政府が取り壊した。取り壊しに至るまで、教会と信徒は何度も脅しを受け、教会堂は何度も破損の被害に遭っていた。
キリスト教関連の本は禁止され、信者は逮捕された
今年7月、中国当局は、キリスト教の新聞紙、『春雨報』の発行を停止させ、出回っているバックナンバーをすべて回収する運動を全国展開した。
