山東省の観音菩薩の銅像が破壊される
今年6月、宗教事務局は高さ34メートルの観音菩薩像の所有権を取得した。その数か月後、当局は取り壊しを命じた。
実録
河南省にて、三自教会の新しい教会堂が取り壊される
河南省の三自教会の教会堂が、またしても当局の取り壊しに遭った。教会が国旗の掲揚と国歌の斉唱を拒んだことが原因だ。
家庭教会説教師に6年の懲役刑が科される
昨年、広西チワン族自治区の政府が家庭教会の信者16名を逮捕し、そのうちの60歳の説教師を懲罰に科した。
寺院が閉鎖されて危機に立たされた僧侶
中国全土で、数多くの仏教寺院や道教寺院が封鎖されるか破壊される目に遭い、そこで暮らしていた高齢の僧侶や信者は行き場を失っている。
警察により中絶を強制されたキリスト教徒
辛玲さん（安全上の理由で、仮名を使用）はキリスト教系新興宗教団体である全能神教会の信徒で、かなり前に逮捕されたことがあった。このとき、彼女は妊娠4か月であったが、中国共産党警察は教会の情報を供述させようとして、彼女に激しい暴行を加えた。さらに医者に踏板付きの装置を使わせて無理やり中絶させ、心身に永遠に拭い去ることのできない痛みを残した。
黄石市で、創建13年の寺院が取り壊される
2005年、湖北省黄石市に暮らす80歳の仏教徒が、100万元費やして西山廟を建てた。しかし、この寺院は政府によって強制的に取り壊され、がれきの山と化した。
当局、キリスト教徒のための高齢者施設を閉鎖
福建省莆田市における現地の三自愛国教会が運営する高齢者施設が閉鎖され、80数人の高齢者が住処を追われることになった。
政府が墓地を破壊、住民による承諾済とニュースで報道
海南省政府は500年の歴史がある丘陵地の墓地を破壊した。抗議した村民を武力で制圧した役人は、報道陣に対して、「墓地の移転を住民が承諾した」と事実を湾曲して伝えた。
警察による嫌がらせ、キリスト教徒を自殺に追い込む
陝西省の全能神教会の47歳のメンバーは、当局から長期間の迫害と脅しを受けて自殺した。
浙江省当局、村民の土地を不法に占拠、村民1人が死亡、多数が殴打され重傷
温州市龍港鎮政府が天然ガス企業に村民の農地を不法に売却しようとし、村民は団結して抵抗したが、同政府は暴力で鎮圧した。この過程で村民1人が死亡したほか、20人以上が重傷、9人が拘束された。
迫害され続ける2つの家庭教会
Bitter Winterは、福建省の永福之家と広東省の大衛之家の教会が当局から圧迫されてここ数か月苦しめられていることを以前報告した。それ以来、この2つの家庭教会が置かれた苦境について新情報が伝わってきた。
説教者、動画の投稿が原因で逮捕
ある家庭教会の説教者がWeChatグループで、政府の宗教迫害に関する動画を投稿したため、彼女が所属する教会は強制的に閉鎖された。
