騙されて教会を失うキリスト教徒が続出
昨年、中国南東部、江西省上饒市の鄱陽県にあるキリスト教施設の大半から十字架が取り外された。2019年1月14日に江西省の統戦部の曹国慶（ツァオ・グオキン）副部長が実地調査を行った後、当局は教会に対する取り締まりを強化した。残っていた十字架を一つ残らず取り除くためだ。
実録
河南省の三自教会にさらなる打撃
河南省には信仰を持つ人々の数が極めて多く、教会に対して文化大革命スタイルの取り締まりが続いている。
友人を家に呼んで逮捕される
中国の当局は、家で友人をもてなす行為さえも不審な宗教活動と見なす。政府公認の教会の信者も例外ではない。
母親の死に目に会えない逃亡中のキリスト教徒たち
全能神教会（CAG）の信者は逮捕を避けるために長期間にわたり身を隠すことを余儀なくされ、家に帰れなくなっている。
短期間に次々と封鎖される河南省の寺院
河南省当局は仏教寺院や道教寺院の取り壊しを続け、同時に歴史的遺跡を破壊している。
自分の血液を売る、自殺 ー 貧困者を危機に追いやる強制的な貧困緩和策
習近平国家主席が打ち出した2020年までの包括的な貧困緩和目標を達成するべく、中国各地の当局は貧困にあえぐ人々から住居を奪い、借金を負わせている。それを原因で自殺した年寄りはいます。
役人の汚職を通報して報復を受ける村民
魏礼輝（ウェイ・リーフェ）さんは繰り返し暴行を受け、拘束され、無実の罪を着せられ、自宅を壊された。村の党書記の汚職を通報したためである。
古代からの寺院を抑圧する遼寧省当局
遼寧省岫巖県に古代からある、仏教と道教の寺院が、当局の許可を得て運営しているにもかかわらず閉鎖されたり、嫌がらせを受けたりしている。
「不適切な発言」で罰を科される中国の市民
中国では当局が「問題のある発言」と見なす発言を行うと「反共産党的」や「反社会的」のレッテルを貼られ、罪を科される可能性がある。
殉教したカトリックの聖人像を撤去する河北省の当局
中国のカトリックは、キリストおよび教会に命を捧げた（中国）百二十聖人以上に、その発展を支えられてきた。現在、中国共産党はこの百二十聖人の像を組織的に教会から撤去している。
政府職員が宗教信仰を理由に処罰される
中央当局の圧力が増す中、宗教とのつながりを一切絶つことを要求され、免職、降格させられた中国共産党員の話をよく聞くようになった。
信仰を理由に懲役10年の刑を言い渡される
2017年、山東省の全能神教会の信者3人が信仰を持っているというだけで逮捕され、重い罰金を科せられて投獄された。
