出典: ChinaAid
日付: 2018年5月13日
ChinaAidは、中国政府が学校での宗教活動への参加を市民に禁じ、憲法で保証されている信教の自由を侵していると報じています。
中国教育省は、2月、小中学校での道徳教育と政治思想教育に、特別の注意を払うように教育関連部署に命じました。また、学校での「宗教浸透から身を護る」ための訓練の実施を各校に奨励しました。
最近、山東省青島市にあるすべての大学は、教員と学生を調査し、非共産党員が宗教を持つことを禁止しています。また、当局はハウス教会に関する情報の収集を始め、日曜礼拝に参加する信者の名前を登録しました。
長江大学は学生に、ハウス教会や個人的な聖書勉強会に参加したり、宗教団体から金銭を受け取ったりしないように忠告しています。
2月末、湖南省邵陽市北塔区の教育技術局が、学校の敷地内でのいかなる宗教活動も禁じるとした声明文を発表しました。学校の安定性を維持するため、「悪なカルトや違法な宗教から身を護る」ことが推奨されています。
江蘇省南京医科大学は、最近、民族や宗教活動に対する管理を強化しました。2017年末には広西師範大学は構内では、いかなる形態の宗教活動も禁じるキャンペーンをスタートさせました。