安徽省固鎮県で理解不能なことが発生した。あるキリスト教徒が金銭を騙し取られ、陳情に行ったところ、信仰を理由に収監された。
2017年、張国華(チャン・グオファ)(仮名)さんは村幹部に2200元(約36000円)を支払った。村幹部は、これにより彼女の「生活保護の申請」を援助できると言った。
しかし彼女は生活保護を受けられなかった。このため、彼女は幹部に訴えたが、逆に口汚く罵られた。張国華さんは仕方なく警察に助けを求めたが、黙殺された。
2017年9月、張国華さんは1人の教会の信徒とともに北京に陳情に行くことを決意した。しかし、翌日午前3時、暴漢たちが警備員に扮して彼女たちを追跡し、車に閉じ込め、その夜のうちに地元に送還した。
村に着いた彼女たちは、警察署に連れて行かれた。2人は信仰を持っていたため、留置所に4ヵ月間収監された。この期間、誰も面会することを許されなかった。
拘留が終わるとき、警察は彼女たちをホテルに連れて行き、無神論洗脳教育を行い、信仰を捨てるよう脅迫した。13日に渡る精神的拷問の末、彼女たちは2018年1月に釈放された。しかし警察は「越級陳情 」を名目として、2人が本籍地から出ることを禁止している。
※越級陳情:自分の本籍地を離れ、外に陳情に行く者を指す
江涛による報告