中国当局は銀川市の集合住宅の屋根に飾られているイスラム教の建築シンボルを強制的に撤去しました。
情報提供者は、2018年3月末、クレーン車が数台、寧夏回族自治区銀川市シシア区のルフアゾウ小区に到着し、56棟の建物の屋根からイスラム教の建築シンボルを撤去したと明かしてくれました。午前7時半から午後6時まで作業して、2ヶ月かかったこの撤去作業の結果、すべての建物からイスラム教のシンボルが取り外されました。
中国政府によるイスラム教のシンボルの強制撤去に、多くの住民が怒りをあらわにしています。「政府は、どれだけの経費と人材を投入することになろうと、まるで全員を敵のようにみなしてイスラム教と関連するものすべてを禁止し、撤去している」と、この小区に住む1人の住人は話してくれました。「この国の指導者には良心などまったくない」
馬夏古による報告