先日、Bitter Winterは寧夏回族自治区呉忠市の農作物を扱う市場の建物からイスラム教のシンボルが撤去されたという情報を受けました。
回族自治区同心県にあるクリア・ウォーター市場は、約4000平方メートルの敷地に建てられています。この建物はドーム型の屋根やミナレット、尖塔に飾られた三日月マークなど、回族イスラム様式建築が特徴でしたが、今年の初頭に地元政府の発令によりすべて撤去されました。
Bitter Winter は、2018年4月19日に中国共産党中央事務局および中国国務院事務局が共同で作成し、政府内で回覧された機密文書「新たな環境下でイスラム教徒に対する取り締まりを強化・改善するための提案事項」について報じました。この文書の重要点は、すべての公認宗教を共産党の厳重な管理下に置くため、「新疆ウイグル自治区で優秀な宗教家を育成・訓練するための作業を常時促進し、彼らが我ら国家の宗教の中国化という方向性を失わず邁進できるように導いていく」という指示でした。
馬夏古による報告