出典:UCANews、フェイスブック
日付:2018年5月30日
UCANewsによると、5月29日に香港の正義和平委員会が声明を発表し、ローマカトリック河北宣化教区の崔泰協働司教の釈放を中国政府に要求した。彼はいわゆる「地下」教会の牧師で2018年4月に連れ去られて以来、消息不明である。同委員会は彼に医療ケアを受けさせ、河北省の他の聖職者も釈放するように求めている。
カトリック香港教区のジョーゼフ・ツェン名誉司教は、自らのフェイスブックにメッセージを投稿して、宗教の自由を尊重し、「非人間的で違法な拘留を止め」、崔泰協働司教を釈放するように中国政府に訴えた。
1993年以来、当局は違法な説教や違法な宗教集会を理由に、自宅軟禁又は労働再教育キャンプに送り込むなどして、崔泰を何度も拘留して処罰してきた。
Bitter Winterが得た情報によると、政府は司教が多数の「赤い」観光スポットを学んで、開かれた宗教団体を訪問できるよう、そしてそれらの団体の司教や僧侶と意思疎通を図れるように手配している。ある情報筋は、この出来事へのコメントとして、政府のこれらの対策は、「『学習』の名目で行うが、実際には「ハウス逮捕と心理的圧力のプログラム』だ」と述べている。