安徽省三自教会(三自愛国教会)の牧師が6年間も厳しく監視されている。
2018年5月、安徽省宿州市三自教会牧師の章明(ジャン・ミン)(仮名)さんは韓国を旅行したとしてで取り調べを受けた。
警察署で、警察は彼に韓国に行った目的は何か、韓国で知り合ったのはどんな人で、何という名前なのかなどを聞いた。取り調べは夜7時まで続いた。その後、章明さんは釈放された。
この牧師は以前の韓国旅行以来、ずっと迫害されている。2012年5月~2013年9月の間、章明さんは2回韓国へ旅行に行った。帰国後、警察から「密かに外国と通じている」との理由で、厳しく監視されることになった。
2016年5月、県の国内安全保衛局大隊長が彼の家を捜査し、1時間以上取り調べた。
2017年8月、章明さんは監視下に置かれた。警察は毎日午前、彼の家にやって来て写真を撮ったり、彼に1日の活動や、どんな人に会ったか、何を話したかなどを報告するよう義務付けたりした。
警察は、章明さんに教会で説教する許可は出しているが、ずっと監視をしている。こうした迫害のため、章明さんは自由を制限され、村の人々から笑われ差別されるなど、日常生活にも深刻な影響が出ている。
江涛による報告