浙江省で、政府から認可された教会の十字架を取り壊すことに抗議していた3人のキリスト教徒に、その2年後、懲役の判決が言い渡された。
2015年5月、教会は再びターゲットとなり、当局と信者の戦いは1ヶ月以上続いた。教会のメンバーは、現在の状態を守るため、900人以上を動員したが、当局側の数は、
6月18日までに、1,000人までに膨れ上がった。十字架は撤去され、当局によれば「建築法に違反していた」教会の最上階は、取り壊された。その結果、何十万元もの被害を出した。
その日、警察は、「公務執行妨害」の罪で12人を逮捕し、拘留した。教会を管理していた夫婦もまた、前日に逮捕されていた。
逮捕者のうち、周龍(ゾウ・ロン)、何明亮(ヒ・ミングリアン)、叶偉平(イ・ウェイピン)の3人は保釈され、裁判を待っている。2017年6月の半ば、警察は4人のキリスト教徒を呼び出し、彼らの保釈期間の延長を認める書類に署名させた。彼らのケースは、その後、蓮都区の中級人民裁判所のみならず、人民裁判でも耳にした。裁判所は、周龍,何明亮,叶偉平に、1年間の懲役刑を言い渡した。ゾウさんは、3年の執行猶予、そしてあとの二人には、それぞれ1年の執行猶予が付け加えられた。
彼らは、それ以降、判決に対して不服を申し立てているが、今のところ、その抗議は、聞き入れてもらえていない。内部の報告によると、不服申し立ての最中、叶偉平さんの妻、妹、娘(全員キリスト教徒)は逮捕され、10日間、拘留されたと言う。
林一江による報告