大学を徹底調査 流血の弾圧の記念日に
1989年6月4日の天安門事件と2009年7月5日のウルムチの虐殺事件を記念する数か月間、中国共産党は大規模な抗議行動を防ぐため、学生と教員に対する「治安維持」策を強化している。
中国の人権
中国共産党が新疆で「漢族化」を強化 漢族の人々に新疆への移住を勧めている
中国共産党は、漢族の中国人に対し、経済的な豊かさと幸せな家庭を約束し、新疆への移住を勧めている。
新疆が住民を管理する手段を強化 砂糖の購入に身分証の提示が求められる
新疆では一般の市民が監視の対象となり（自宅に入る行為すら監視される）、テロリスト扱いされ、刑務所を彷彿させる重苦しい生活を強いられている。
特定の宗教をもつ人々、親族も含め、就職が困難に
信仰を特定された人々が、職業や社会保障などの基本的な権利を否定されている。雇用主による調査の結果、被害に遭った信者の親族までいる。
「彼らは母を殺し、父を逮捕した」 鄒徳美さんが語る父の日の回想
Bitter Winterの読者は鄒徳美さんの体験をご存じだろう。2016年まで、中国国内の4つの省（雲南省、貴州省、直轄市の重慶市、四川省）の全能神教会の地域リーダーを務めていた。2017年に中国を脱出し、長い闘争の末、2019年に米国に留まることを許可された。6月16日は米国では父の日にあたる。鄒さんが父親のこと、そして迫害のため父親に連絡がとれない状況を語った。
薬物で破滅 拘束された信者の悪夢
全能神教会のキリスト教徒会員が拘束中の体験を回想する。さまざまな拷問と並行して向精神薬を無理やり飲まされたという。
賃貸物件のスマートロックが信者を監視
顔認証や電話およびIDによるドアロックが、徹底した監視システムに新たに加わり、「治安維持」を促進している。
中国共産党は「連座」と呼ばれる手段を通して キリスト教徒の家族を崩壊させている
高齢のキリスト教徒が全能神教会に関わったために逮捕された後、中国共産党はその孫たちの大学入学資格を剥奪し、家族が彼女との縁を断ち切るよう仕向けた。
中国で今も続く違法な臓器摘出
ドイツのヨハネス・グーテンベルク大学メディカルセンターの李揮戈（リー・フイゲ）教授はこの問題の専門家である。李教授の証言により悪夢のような現状が明らかになった。その李教授にインタビューを申し込んだ。
ウイグル族ではない人々がウイグル族のために立ち上がる
ユダヤ教徒のヨセフ・ロス（Yosef Roth）氏は、ユダヤ教の信者として弾圧を受けるムスリムの悲しみを軽減する努力をする必要があると考え、コービー・ジョンソン（Corby Johnson）氏とともに「ウイグル・ラリー」（Uyghur Rally）を設立した。
「治安を維持」するファーウェイ（華為）のスマホ
特別に開発された新機器を使えば、法執行機関職員は顔認識やその他の生体認証データを用いた市民のデータベースにアクセスできる。
ポルノ扱いされる宗教の出版物 当局による弾圧の主な標的に
内モンゴルで宗教の出版物への取り締まりが強化されている。政府職員は郵便物を検査し、宗教に関する書物を燃やし、インターネット上のやり取りを検閲している。
