勢いが増す宗教の中国化
ここ数か月間、中国で認められている宗教をすべて「中国化」する動きが勢いづいてきている。その証拠は、文字通り風にたなびくあるものに見て取れる。
中国のキリスト教
中国のキリスト教弾圧について独占報道。教会は取り壊され、十字架は焼き壊され、聖書は書き変えられ、教徒は暴力で鎮圧された。もっとも真実的で、貴重な現地写真や動画を提供。
警察により中絶を強制されたキリスト教徒
辛玲さん（安全上の理由で、仮名を使用）はキリスト教系新興宗教団体である全能神教会の信徒で、かなり前に逮捕されたことがあった。このとき、彼女は妊娠4か月であったが、中国共産党警察は教会の情報を供述させようとして、彼女に激しい暴行を加えた。さらに医者に踏板付きの装置を使わせて無理やり中絶させ、心身に永遠に拭い去ることのできない痛みを残した。
当局、キリスト教徒のための高齢者施設を閉鎖
福建省莆田市における現地の三自愛国教会が運営する高齢者施設が閉鎖され、80数人の高齢者が住処を追われることになった。
大慶市で家庭教会の閉鎖が相次ぐ
2018年の8月から10月にかけて、中国北東部、黒竜江省の大慶市で、当局は10ヶ所以上の家庭教会を閉鎖に追い込み、数百名の信者たちが礼拝の場を失った。
ローマの法廷、全能神教会の信者が中国へ帰国すれば「重大」な被害を受けると認定
ローマの裁判所は、全能神教会が中国で弾圧を受けていることを認め、同団体の信者に亡命を認めた。
警察による嫌がらせ、キリスト教徒を自殺に追い込む
陝西省の全能神教会の47歳のメンバーは、当局から長期間の迫害と脅しを受けて自殺した。
全能神教会の亡命者がミラノで抗議活動に参加
12月10日の夜、世界人権宣言の採択70周年を記念して行われた平和デモに全能神教会の信者たちが参加し、信仰が犯罪ではないことを世界に向けてアピールした。
中国共産党は教会を老人ホームや工場に作り替えている
今年だけで、河南省では多数のプロテスタントの三自教会が閉鎖されるか、完全に破壊された。閉鎖や破壊を免れた教会は、礼拝以外のことに使われるようになっている。
迫害され続ける2つの家庭教会
Bitter Winterは、福建省の永福之家と広東省の大衛之家の教会が当局から圧迫されてここ数か月苦しめられていることを以前報告した。それ以来、この2つの家庭教会が置かれた苦境について新情報が伝わってきた。
説教者、動画の投稿が原因で逮捕
ある家庭教会の説教者がWeChatグループで、政府の宗教迫害に関する動画を投稿したため、彼女が所属する教会は強制的に閉鎖された。
「時が来た」、秋雨聖約教会は再び中国共産党に取り締まられる
中国の家庭教会のなかで有数の知名度を誇る教会が中国共産党に急襲され、少なくとも80人が逮捕された。
中国政府公認の教会の取り壊しが河南省で続いている（動画）
河南省の2つのプロテスタント系三自教会は、嫌がらせを頻繁に受けた後、納得のいく説明もなしに、先日取り壊された。
