古い教会は解体、新しい教会は承認されず
中国共産党にだまされて、老朽化した建物の解体に合意した国家公認教会の会衆が礼拝の場を失っている。中国浙江省の三自教会会員によると、2017年6月、県政府が「旧市街の再生」を口実に公認の三自教会堂を取り壊した。解体の前、当局は1年以内に教会堂を再建する手続きを認めることを約束して教会責任者の合意を得ていた。その後2年が経ったが、教会責任者が再三要求しているにもかかわらず、新しい教会堂再建の承認は公布されていない。
中国のキリスト教
中国のキリスト教弾圧について独占報道。教会は取り壊され、十字架は焼き壊され、聖書は書き変えられ、教徒は暴力で鎮圧された。もっとも真実的で、貴重な現地写真や動画を提供。
キリスト教徒を密告した者に金銭的な見返りが与えられる
国が管理する教会に所属していない宗教施設を排除するための包括的な運動の一環として、中国共産党は住民に対し、金銭的な見返りと引き換えに信者に関する情報を引き出す措置を取っている。信者への物件の貸し出しを止めさせることを意図した、宗教施設の家主への圧力も中国全土で急激に増加している。その結果、家庭教会やその他の「非公式」の礼拝の場は信仰を実践する機会を奪われている。
十戒を恐れる中国共産党
中国共産党は国民に共産党のみを崇拝させ、キリスト教の基本の戒律を教会から排除するよう命じている。
2年以内にキリスト教の家庭教会の根絶を目指す秘密の計画が明らかに
中国共産党は新たなミッションを掲げている。同党は今後2年の間に全国の家庭教会を抹殺すること目指している。実際に、この取り組みを強化しており、強制的に教会を閉鎖し、インターネット上でも家庭教会を標的にしている。
淄博市で信仰義認派の10ヶ所の集会所が閉鎖される
全ての作業は1日で完了した。6月23日、中国東部、山東省淄博市張店区の政府の職員は共同作戦を立ち上げ、家庭教会の信仰義認派に属する「真愛教会」の各集会所を個別に急襲し、教会を封鎖して、教会の指導者4人を逮捕した。
国営の教会に外観を中国化するよう要求 ヨーロッパ式建築はタブーになる
中国共産党による「中国化」運動が強化される中、国の管理下に置かれる宗教施設は、中国共産党のプロパガンダを説教に取り入れ、十字架を共産主義の象徴に置き換え、建物の建築様式を大幅に変更し、そして、宗教とは関係のなり活動のために転用することで、「中国の社会主義と愛国主義に適用」してきた。
家庭教会の信者、弾圧を避けるために銭湯で礼拝を守る
多くの家庭教会は、教えを守り、政府からの強制捜索と逮捕を逃れるために様々な対策を実施せざるを得ない状況に身を置かれている。また、政権の監視の目をかいくぐるため、銭湯や山で祈りを捧げている信者たちもいる。
取り壊しか売却か – 江西省から姿を消す政府公認の三自教会
政府が管理するプロテスタント系の教会が残酷な取り締まりに晒されている。その結果、閉鎖される教会が続出し、大勢の信者が礼拝の場を失っている。7月3日、中国南東部、江西省上饒市の政府は、強制的に三自教会を取り壊した。
俳優から難民に 賈志剛が語る
彼はかつて中国で名の知られた俳優だった。全能神教会に改宗した後、宗教迫害を逃れて韓国に亡命した。亡命先でも中国共産党による迫害は続いている。Facebookに投稿した自身の談話をBitter Winterのために改訂したのが本稿である。
政府公認の教会に新たな規制の方策: 宗教施設の5つ星評価を開始
政府公認の教会に課された新たな規制の方策は、政権に従わない宗教施設のポイントを差し引き、閉鎖に追い込むと脅すものだ。得点が50ポイントから74ポイント以下の宗教施設は、1年間に渡り全ての活動を停止し、「修正」を行わなければならない。2年連続でポイントが50を下回る宗教施設の登録証は取り消される。
宗教施設の家主に法外な314万円の罰金が科される
家庭教会に場所を貸し出している者は高額の罰金（最高で314万円）で罰せられる。プロパガンダの支援を受けたこの取り組みにより、多くの教会がホームレスに陥っている。
組織犯罪集団扱いを受け狙われる家庭教会
情報提供者に対する報奨金、信者の登録、プロパガンダなど。江西省は、未だ中国共産党の支配下に入っていない教会を根絶するためなら手段を選ばない。
