河南省で十字架の撤去が相次ぐ
ここ数ヶ月、河南省各地で、政府公認のプロテスタント系三自教会の閉鎖や十字架の撤去が相次いでいます。
中国のキリスト教
中国のキリスト教弾圧について独占報道。教会は取り壊され、十字架は焼き壊され、聖書は書き変えられ、教徒は暴力で鎮圧された。もっとも真実的で、貴重な現地写真や動画を提供。
教会関連資料を保管していた地方召会で働く信者に4年の懲役刑
王召剛（ワン・ザオガン）（仮名、53歳）さんは、地方召会（Local Church）で働く、山東省臨沂市嵐山区の工場経営者でした。2014年6月、警察は税務調査をするとの口実で工場を閉鎖しました。工場の強制捜査中、警察は王召剛さんが教会に代わって保管していた約4000冊の宗教関連書籍を押収し、「邪教を信じ、その資料を印刷・配布した」罪でその場で逮捕しました。
4名の高齢の信者が逮捕され、警察によ脅迫される
2018年6月1日、警察は重慶市永川区で全能神教会の集会場所の捜査を行い、4名の信者を逮捕しました。
江蘇省で70名以上の全能神教会の信者が逮捕
5月のわずか20日の間に、南京や揚州をはじめとする江蘇省の複数の主要都市で、中国のキリスト教系新興宗教団体の全能神教会の信者が70名以上逮捕され、警察による強制的な家宅捜査を受けていた。そのうちの数名とはいまだに連絡が取れない状態にある。また、同団体の資金であった100万人民元以上が押収され、200名以上の信者が信仰の場を失った。
中国遼寧省当局が6月26日から実施した大量逮捕は数ヶ月に渡り計画されていた
Bitter Winterは、6月26日から28日にかけて中国遼寧省で行われた全能神教会の信者の大量逮捕は、今春から準備が進められていたことを示す情報を発見しました。
全能神教会の信者が500名以上、逮捕された
6月26日から28日にかけて、遼寧省で大規模な「雷霆行動」が行われ、キリスト教系の新興宗教団体の全能神教会の信者が大勢逮捕された。わずか3日間で遼寧省の各地で500名をこえる全能神教会の信者が逮捕され、数千名の信者が家を捨てて逃げたのであった。逮捕者は今も増加の一途をたどっている。
高齢のキリスト教徒が信仰のために拷問され死亡
辛卓(シン・チュオ）は内モンゴル赤峰市翁牛特旗の烏丹町の家庭教会キリスト教徒であった。1998年に信者になり頻繁に説教したので、現地の警察の注意を引いた。逮捕されても説教を続けた。何回かは危ういところを逮捕されずに助かった。
教会信者、海外訪問後に尋問される
魯西（ルー・シー）（仮名）は、中国の新興宗教である全能神教会の信者（31歳）である。北京の昌平区出身で、2018年5月初旬にカナダと米国に旅行した。カナダで魯西は自分の携帯電話で全能神教会の福音ホットラインにかけたが、これが原因で中国帰国時に当局と問題が生じることとなった。
キリスト教徒、広西省で高まる迫害に苦しむ
ここ数カ月間、広西省河池市の大化県と東蘭県で現地の行政府と警察によって多数の宗教施設が強制捜査され、信者が逮捕されている。
河南省で家庭教会のキリスト教徒が「失踪」
Bitter Winteは、河南省商丘市家庭教会のキリスト教信者喬剛（チャオ・ガン）（仮名）さんが、2018年5月4日に地元警察から出頭を命じられて以来、帰宅せず、状況が分からなくなっていることを把握しました。喬さんの家族が警察に尋ねると、喬さんは商丘平台拘置所で勾留されていると告げられました。しかし、警察は喬さんとの面会を許可せず、現在の状況については分からないままです。
キリスト教徒の夫婦、信仰を理由に迫害、夫は病気が悪化し死亡
2014年5月14日午前9時頃、淄博市桓台（フアンタイ）県果里（グオリ）鎮の3人の警官が、キリスト教徒の姜佳明（チァン・チャミン）（仮名）さんの家を急に現れ、畑仕事をしていた妻の崔玉(クイ・ユー)（仮名）さんを呼び寄せるよう命じ、２人を警察署へ連行した。
48人の呼喊派の信徒を逮捕、5人に懲役刑
2017年5月21日、山東省即墨（ジームォ）市の治安局は、複数の警察署と合同で、20台以上の警察車両と、70人以上の武装警官を動員し、地元の呼喊派の集会を急襲し、48人の信徒を無理やり拘束した。そのうち、教会の職員5人には、懲役刑が言い渡された。
