中国政府公認の教会の取り壊しが河南省で続いている（動画）
河南省の2つのプロテスタント系三自教会は、嫌がらせを頻繁に受けた後、納得のいく説明もなしに、先日取り壊された。
強制取り壊し
地元住民の抗議にもかかわらず寺が強制的に取り壊された
福建省にある寺は、地元当局が民間企業の不動産開発のためにその土地を使用するとして焼き払われた。
当局が九華山の仏教の聖地を取り締まる
中国4大仏教名山のうちの一つ、九華山の記念参道が強制的に取り壊され、九華山仏教協会の会長が自宅に軟禁された。
寺院の取り壊しが現地の住民の暮らしを圧迫
湖北省武漢市の当局は全国的な運動の一環として、10月に高さ36メートルの観音像を取り壊した。仏教の聖地の破壊は、宗教の自由への攻撃だけでなく、地域経済への打撃を意味する。
陝西省で仏教の古寺が取り壊される
すべての必要な許可を得ていたにもかかわらず、中国政府が仏寺を「違法建築」だと主張した。
正義を求めた一家7名が、逃亡を余儀なくされる（動画）
中国政府が福建省のある村で高級住宅地を建設用の道路を作るため、村民の住居を違法に取り壊した。住宅2軒を失った家族は自身の権利のために闘おうとしたが迫害を受け、政府の手から逃れるために隠れて生活することを余儀なくされた。
河南省の教会、建てられた直後に取り壊される
9月、魯山県の当局は50人をこえる警察官を派遣し、100万人民元（約1,626万円）近くを費やして建てられた教会を取り壊した。
河南省政府が仏教施設を襲撃する
9月、地元信者が巨大な仏像2体を守ろうとしたが、政府は撤去した。
当局、撤去できない十字架を燃やす
政府が管理する河南省のプロテスタント系三自愛国教会は2015年から弾圧を受けている。今年の9月、教会の主要な象徴である十字架が破壊された。
傷つきながらも寺院を死守しようとした仏教徒
8月下旬、浙江省の当局が寧波市の寺院を取り壊し、抗議する信者を激しく殴打。
河南省に続き安徽省に狙いを定めた当局（動画）
中国東部の安徽省は中国でキリスト教徒の住民が2番目に多い省であり、その大半は阜陽市と六安市に集中している。
中国共産党、「黒社会を一掃し、悪を排除する」との名目で権益保護を訴える村民に実刑判決
このほど、福建省で村民の権利のために立ち上がった活動家の李新林（リ・シンリン）（仮名）さんに禁固11年の判決が下された。Bitter Winterは、中国共産党が「黒社会を一掃し、悪を排除する」という口実で、李新林さんとその他6人を逮捕し、判決を出すまでの事件の一部始終を振り返る。
