中国における信教の自由の迫害と \n 人権に関する雑誌
温州市龍港鎮政府が天然ガス企業に村民の農地を不法に売却しようとし、村民は団結して抵抗したが、同政府は暴力で鎮圧した。この過程で村民1人が死亡したほか、20人以上が重傷、9人が拘束された。
このほど、福建省で村民の権利のために立ち上がった活動家の李新林（リ・シンリン）（仮名）さんに禁固11年の判決が下された。Bitter Winterは、中国共産党が「黒社会を一掃し、悪を排除する」という口実で、李新林さんとその他6人を逮捕し、判決を出すまでの事件の一部始終を振り返る。
今年初め頃、ある農民が自分の財産と権利を守ろうとして死亡した。家族は正当な賠償を得られていない。
河南省鞏義（ギョンギ）市のキリスト教徒の女性が先日逮捕され、情報を提供するよう拷問を受けた。
福建省で書店を営む女性が聖書をインターネット販売したため、10万人民元（約162万円）の罰金の支払いを命じられた。
老朽化を理由に当局が信者に教会の解体を促したものの、解体後の建て替えを認めなかった。このようなケースが2件確認されている。
江西省で花火工場が爆発し、作業員が死亡した。家族が遺体の確認に訪れると、遺体は喉から骨盤にかけて縫合されていた。
山西省の2名の家庭教会の指導者が、異端の教えにしたがった罪で2015年に長期の懲役刑を受け、いまも服役している。
湖北省枝江市にある家庭教会で、警察官がキリスト教の福音を受け入れたふりをして、信頼を得ていたことが判明した。その結果、数名の信者が逮捕された。
警察は、長期間尋問してきた収監中の女性が体調を崩したため、家族に10万元（約165万円）を払うよう要求した。
共産党当局は河北省にあった家庭教会を「韓国人宣教師と共謀した」として閉鎖した。
Bitter Winterは「教育による改心」のための強制収容所のスタッフへの取材をとおして、1万2,000名の入所者の詳しい生活環境を把握した。
新疆ウイグル自治区のカシュガル地区のモスクでは、イスラム教徒たちが今年の犠牲祭を祝うことを躊躇していた。
