2017年8月26日にようやく署名された新しい宗教の法律が、2018年2月1日に施行された。この法律は宗教に対する統制を弱めると期待されていたが、実際には状況は悪化している。
教会の転用が河南以外の省に広がる
中国共産党は礼拝の場を政府公認の活動センターに転用する取り組みを続けている。この活動センターは非宗教的な活動に用いられる。
中国宗教事務条例
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中国共産党、開封のユダヤ教徒コミュニティを弾圧
中国が進める、さまざまな宗教団体に対する弾圧の手が、開封の小さなユダヤ教徒のコミュニティにも伸び、恐怖と不安が広がっている。
教会が中国共産党のプロパガンダを広める場所となる
中国のキリスト教徒は新しい歌を広めている。その歌は、次のような歌詞だ。「国旗を翻し、プロパガンダスローガンを掲げよ。教会は主ではなく中国共産党のものだ」
中国、宗教関連の書物の禁止および処分を実施
新宗教事務条例は、聖書を含む宗教関連の書物の販売を禁じており、教会や寺院は経典を焼却するよう脅されている。
ゆすりの手段としての宗教政策
湖北省の地元の宗教局は、新しい宗教事務條例に関する会合に参加するように地元の仏教徒に呼びかけた。参加者は参加費を支払いを求められるだけでなく、国旗や消火器の購入も求められた。
中国当局によって、ホームレスとなった仏教の貫主
今年3月、ある寺が閉鎖され、住み込んでいた僧侶たちが立ち退きを命じられたが、何度もこの寺に戻ってきている僧侶がいる。他に住む場所がないためだ。そのたびに地元の役人に見つかり、その場を離れるように命じられてきた。
当局が九華山の仏教の聖地を取り締まる
中国4大仏教名山のうちの一つ、九華山の記念参道が強制的に取り壊され、九華山仏教協会の会長が自宅に軟禁された。
遼寧省と山西省で迫害を受ける仏教徒
現在の中国では、全く悪意のない宗教の実践や儀式でさえ政府に問題視される。
河南省で老子像が取り壊される
中国共産党による宗教を根絶する取り組みを受けて、当局は中国で古代から続いてきた道教を攻撃している。
商業施設から宗教に関連する言葉や象徴が入った看板が撤去
河南省の当局はホテルやスーパーマーケット等の商業施設の経営者に対して、宗教に関連する言葉や象徴が入った看板の撤去を命じた。この命令に応じない場合は相応の処分が科される。
2008年以来迫害を受け続けてきた家庭教会の信者
数年にわたって、信仰を抑圧されてきた山東省の信者。集会の場所を何度も変えさせられた後、近日中に永久に閉鎖されることになっています。
教会に入る前に顔認識システムによる身元の確認を義務化
新疆ウイグル自治区ウルムチ市にある政府公認の三自愛国教会の礼拝に参加するには、身分証の提出だけでなく、顔認識システムによる身元確認が義務付けられている。
