迫害に遭い失意のまま一生を過ごす裴栄貴司教
中国カトリック地下教会の裴栄貴（ペイ・ロングイ）司教が引退した。今年85歳になる彼は、長年、中国共産党からの嫌がらせと迫害に耐えてきた。
宗教弾圧
中国：報酬欲しさに寺を破壊する地域の政府
河南省では、当局が宗教を弾圧する新たな手法を考案した。それは市民の欲につけこみ、弾圧に加担させる方法だ。
中国、キリスト教を分断する動きは神学校に始まる
地下神学校を破壊し、国が承認した施設でカリキュラムを管理し、外国の研究を制限する。聖職者を管理することで教会を管理する。
隠れキリシタンの立場に追い込まれたカトリック地下教会
中国のカトリック教徒は隠密に移動し、目につかない場所で集会を開かなければならない。これは初期のキリスト教徒を彷彿とさせる一方で、当局に見つかった場合は司祭が逮捕されることになる。
キリスト教信仰が英雄の褒賞の授与を阻む
中国政府はあらゆる手段を用いて、ある勇敢な行動を隠そうとしている。救助に活躍した人物の家に十字架があったためだ。
許可証を失う国家公認教会の説教師たち
当局はキリスト教徒が礼拝や説教をできないようにしようと、理解しがたい理由をいくつもひねり出している。新たに挙げられているのは、説教師の年齢だ。
資金を管理して教会を管理
監視カメラによって寄付箱を監視され、寄付金を国の口座に預けることが義務づけられ、教会は身動きが取れない状態に陥っている。
信仰をもつ親戚といさかいを起こさせる中国共産党
政府の反宗教プロパガンダのあおりを受け、息子が自分の母親を攻撃し、その信仰を禁じるという事態が起こっている。
家庭教会が直面する選択肢：政府承認教会の傘下に入るか、迫害を受けるか
中国では、信仰への迫害が文化大革命以来最悪の状況になっており、キリスト教系家庭教会は特にひどい弾圧を受けている。
世界一高い老子の銅像、国が隠蔽
中国河南省洛陽市の老君山の道教文化遺産地域は、最高ランクの国家5A級景区に指定されてきた。この地区の老子の銅像は、2014年2月にギネス世界記録において「世界で最も高い老子の銅像」に認定された。地方当局の役人が除幕式に出席してから8年後の2018年10月、同じ当局が同銅像は承認されておらず、撤去しなければならないと伝えてきた。
説教者逮捕 迫害された牧師の支援で
家庭教会の説教師、羅耀（ルオ・ヤオ）さんが拘束された。ソーシャルメディアに、逮捕された牧師、王怡（ワン・イー）さんのために祈るよう呼びかける投稿をした後のことである。
新しい寺院閉鎖戦術： 許可の停止
中国政府が礼拝所の許可の停止を求めることで、さらに多くの仏教や道教の寺院が閉鎖に追い込まれている。
