遼寧省と山西省で迫害を受ける仏教徒
現在の中国では、全く悪意のない宗教の実践や儀式でさえ政府に問題視される。
宗教弾圧
山東省の当局、キリスト教徒の大学生を狙い打ちにする
複数の地方政府が、他の自治体の当局に倣い、信仰心を持つ学生を差別的に扱っている。
河南省政府が仏教施設を襲撃する
9月、地元信者が巨大な仏像2体を守ろうとしたが、政府は撤去した。
宗教をもつ者に狙いを定めた本格的な反犯罪組織運動
山西省の市や県は、中国全土で行われている「組織犯罪の一掃および悪の根源の根絶を目指す戦い」の一環として、特別な対策を講じている。この運動は組織犯罪に反対する運動として宣伝されているが、実際には習近平主席による宗教団体および教会に標的を定めた新たな戦略である。
河南省で老子像が取り壊される
中国共産党による宗教を根絶する取り組みを受けて、当局は中国で古代から続いてきた道教を攻撃している。
安徽省で全能神教会信者約200名が逮捕される
10月中旬に行われた中国政府による特別一斉検挙により、全能神教会の信者が多数逮捕され、もしくは自宅からの逃亡を余儀なくされている。
河南省の信陽市で200名の警官が家庭教会を強制捜査（動画）
家庭教会の牧師が逮捕され、信者は集会に出ることを禁止された。
宗教に関わっていたとして私立学校が閉校
今年初頭に捜査が行われた遼寧省のレホボテ・インターナショナル・スクールは、校長の逮捕という脅迫の中でも授業を再開していたが、閉校に追い込まれた。
信仰の代償：殴打され、住まいと私財を失くす
中国国内では、役人が高齢の信者を弾圧する際に寛大な措置を取ったり、容赦したりすることなどない。残酷な尋問、高齢者施設の閉鎖、年金の支給拒否など、宗教の自由との闘いに有効な措置は何でもとる。
中国政府非承認の司祭が逮捕
「天主教愛国」教会と地下教会が共存する理解しがたい状況の中、温州市のピーター・シャオ・シュミン（邵朱敏）司教が15日間の再教育を受けることを命じられる。
地下のカトリック教会、強制的に「正式」な教会へ
今年のはじめ、河北省の複数の市の当局が、政府が管理するカトリックの団体に属さない教会を取り締まる特別な運動を実施した。この運動により、地下教会は閉鎖され、聖職者は逮捕された。
中国共産党の諜報員はどこにでも？
スパイを学生としてアメリカの大学に送り込むことから、その地域の家庭の信仰の状況を監視する密告者を任命することまで、何もかも管理しようとする中国共産党は手段を選ばない。
