中国政府が管理する三自教会は、フリーメイソンと関係があるとしてエホバの証人を非難している。しかし、三自教会は初期のエホバの証人の歴史を誤解している。
「スパイ活動防止」を理由にエホバの証人が弾圧される
100人以上のエホバの証人の信者が警察に呼び出され、取り調べを受けた。また、大勢の海外の布教者が逮捕され、中国から送還されている。
中国における信教の自由の迫害と \n 人権に関する雑誌
中国政府が管理する三自教会は、フリーメイソンと関係があるとしてエホバの証人を非難している。しかし、三自教会は初期のエホバの証人の歴史を誤解している。
100人以上のエホバの証人の信者が警察に呼び出され、取り調べを受けた。また、大勢の海外の布教者が逮捕され、中国から送還されている。
「いろいろなところに行きましたが、中国ほどひどい迫害に遭ったことはありません。どこに行っても監視カメラがあるのです。個人の自由が一切ありません」。Bitter Winterの取材に対し、韓国から来たエホバの証人の長老はこう言った。彼は伝道に力を尽くそうと10年以上前に山東省に来た。今年、祖国に戻ることを決意した。
中国共産党は中国全域で全国的な運動の一環として海外の布教活動者を監視し、逮捕している。その結果、信者たちは隠れて集会を行い、信仰を隠さなければならない状況に身を置かれている。
山東省のエホバの証人の信者が、信仰活動を行う際に、宗教を信仰していることを特定されずに、弾圧を回避してきた方法を説明した。
エホバの証人の信者のグループが起訴され、犯罪を行っていなくても、教えを広めるだけでも、中国刑法第300条が適用されることが裏づけられた。
ChinaAidの報告によると、18人が 新疆で起訴され、そのうちの17人は「邪悪な宗教団体を用いて」、「法執行機関の妨害を扇動」した罪で、残りの1人は「邪悪な宗教団体を組織し、利用した」罪で起訴されたようだ。エホバの証人に対する通常の取り締まりに中国刑法第300条が適用されたのは今回が初めてである。
中国の宗教的迫害は、どれかを区別することなくあらゆる宗教に及んでいる。エホバの証人も例外ではない。
ロシアが「エホバの証人」に対し、信仰を実践しただけで厳しい懲役刑に処したことを世界中が非難する中、中国は迫害に喝采を送っている。
中国本土にいる情報提供者は、統一戦線工作部、公安局、国家宗教事務局 が国内の韓国系教会の捜査および迫害を行うため「韓国人キリスト教徒の流入の法的捜査および迫害のための特別キャンペーン実施計画」を共同で作成したと言います。
マッシモ・イントロヴィーニャ(MASSIMO INTROVIGNE)
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