2018年8月13日、米移民不服審査会は中国の4つの省の全能神教会を統括する鄒徳美さんの国外退去を延期することを認めた。鄒徳美さんは8月15日に中国に強制送還される予定であった。
8月13日、Bitter Winter はラッセル・アブルティン(Russell Abrutyn)弁護士が、移民不服審査委員会に対して、全能神教会の中国人鄒徳美さんの中国への強制送還の延期を求める緊急の申し立てを行ったと報じた。シスターは中国の4つの省の全能神教会を統括する立場にあり、偽造パスポートを使って米国に入国したため、8月15日以降に中国に強制送還されることになっていた。
本誌は延期の申請が認められたことを、喜びとともにお伝えする。
同委員会は現在この件の詳細を精査しており、法廷闘争は始まったばかりである。しかし、逮捕され死刑に処される可能性が高い、中国への差し迫った強制送還の危機は回避されることになった。
アブルティン弁護士は、「国際人権団体、および、全能神教会の鄒さんの同僚の支援により、延期の許可を勝ち取ることができました」とコメントした。鄒さんの今後の法的措置においても、同様の支援が求められている。